作業例『庭木の移植』
先日、久しぶりに庭木の移植作業のご依頼を頂きました。お客様の庭から、別のお客様の庭へとあらたに可愛がっていただきます。
移植と言っても良く分からない方が多いのではないでしょうか。
引っこ抜いて、植えるだけ?
スコップで掘る?
そのまま運んだらいいの?
新しいのを植えたらダメなの?
といろいろと気になる事と思います。
そもそも移植というのは、植物を別の場所に移して植えることをいます。今回は金柑と梅の木を移植しました。
移植を希望される理由としては、移植費用だけで済むので金銭的な負担額が少ないのが魅力ですが、場合によっては新たに買った方が安い場合もあります。
それ以外に、せっかく生きてきた樹を処分するのは可哀想と言った、愛着や思い入れの面で希望される方がほとんどです。
技術的な面としては、プロの方なら、樹の大きさに合わせてスコップや重機を使って丁寧に掘ります。
今回は友人の材木店のクレーンを使って手伝っていただきました、トラック好きの僕としては年代物の丸ライトの日産コンドルにやる気があがります。
そして、根と土を布とロープで縛ります。
しっかりと縛ることで移動中に土が崩れないようにするのと、根と土を一緒にする事で、今までと同じような環境にすることで移植先での成長を助ける訳です。
ロープの縛り方は様々ですが、個人的にこの作業が好きなので、なるべく綺麗に仕上げます。結局埋まって見えなくなるのですが、用の美といいますか、技術の見せ場ですね。
今回は張り切りすぎて少し大きくしてしまいました。
植えるときは、土の間にすき間が出来ないように、水をあげながらしっかりと植え付けてあげます。
さて、新しいお客様の所へやってきたこちらの梅の樹、何だかお洒落な建物とすでに馴染んでいます、着物好きなお客様にも気に入って頂けて、引きとって頂いたかいがありました。
ちなみに移植先のお客様は、湯の山温泉の喫茶店 カフェ コブさんです。甘いものを頂きながら梅の花を見に行ってはいかがでしょうか。
【お知らせ】
※お客様感謝デー&お庭の無料相談会をします!※
3/4(金),5(土),6(日)
@山小屋カフェ望仙荘にて
亀山市安坂山町1191-18(石水渓研修施設の隣)
詳しくは2/8付 (http://tokiwa2012.hatenablog.com/entry/2016/02/08/215928)の 日記をご覧下さい。
お気軽にお越し下さいませ(o^^o)
と き わ - 庭の常葉 -
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庭師:松居 健太(亀山出身) 妻:真己子(愛媛出身)
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「常葉」とは常に生活の中にみどりがあるようにと願いを込めてつけました。地元亀山を中心に、市内外の方々にも信頼されるような身近な庭師を目指します。
月刊誌『ときわのまったり日常』を毎月発行中!庭師の健太と妻のまみこの日常を少し書き添えながら、亀山の庭師としての活動を紙にまとめています。毎月発行していますので、ぜひ下記のお店にてご覧下さい。
【配布場所(順不同)】
*岡田屋本店 (亀山市西町438)
*Torattoria IL TERNO (亀山市アイリス町13-105)
*菜の花動物病院(亀山市野村4-1-2)
*山小屋カフェ望仙荘(亀山市安坂山町1191-18)
*市川大楽園製茶(亀山市辺法寺町811)