お知らせ。
先日の嫁さんのブログでご存知と思いますが、7月の末に左手の指を骨折してしまいました。くもりがちな日々と平行して前向きな気持ちになれず、なかなかブログを書くのも遠のきこんな時期となりました。
怪我のきっかけは、初歩的な不注意による事故でした。調子に乗っていた部分もあり、焦っていた部分もあり、慎重さ謙虚さが欠けていたと治療とともに反省しています。
経過としては、骨はほとんどくっ付いたのですがただ今リハビリ中です、いまだ各指の可動範囲は通常の8割程度しか動かない状況です。
約2ヶ月療養・休業という診断でほとんど自宅ですごしました。2ヶ月も休みになってしまったので旅行でもいくかなどとのん気に冗談を言っていましたが、固定のために入れたワイヤーの神経質な痛みと、ギブスの中の傷口の化膿の心配に耐えるのが一杯一杯で優雅な休日などとはいきませんでした。
あたりまえか。
仕事もせずに家でごろごろしているのに、家事も出来ない、自分の食べた食器すら洗うことが出来ない、痛みと自由に動けないストレスで文句も多くなりがち、けれど表情は痛久しい、そんな大人が家にずっと居ては嫁さんも相当迷惑だったことと思います。
家でごろごろしているのも案外いいもんですが、あらためて外の空気を感じながら体を使う仕事が好きだと感じました。
ようやくギブスも外れ、骨の痛みもなくなり、日常生活もまともに過ごせる様になりました。お茶碗を持ちながらご飯を食べられる喜び、両手を使って本を読める楽しさ、当たり前の身体が本当にありがたいです。
来週の診察で治療の経過が決まります。急に秋めいた空気を感じると、松葉の匂いと剪枝機の音が思い浮かんでソワソワしてしまいますが、完全な回復とはいきそうにありません。まずは出来ることから始めていきたいと思います、無理をせず、初心を忘れず、大きな失敗を教訓に、改めてがんばりたいと思います。
これからも、よろしくお願いします。