不器用まみこの日々日記 『40年前の図録』
【不器用まみこの日々日記】
今日は書道の日でした。
あっ。書道が好きでいろいろ学びたいなと思い、月に2回ほど、亀山の先生に習っています。今日はそのお稽古日でした。
お稽古の合間に余談があり、これが結構多いのですが、いろいろ為になることが多いです。今日ご紹介頂いたのは「現代書道20人展」という最新の書道の第一線で活躍している方々の作品の図録を見せてくれました。この見せ方が面白かった。「現在」の図録と「40年前」の図録を見せてくれたのです。
そもそも、その図録に載っている方々のご年齢はといいますと、70歳やら80歳やら。つまりお年が召された方ばかり。だから40年前とはいえ、その当時の80歳くらいの方々の作品なので、明治とかもしかしたらそれより前の時代を生きて来られた方々の作品でした。
その「40年前」の図録がとっても感銘を受けました。あ。感銘を受けるなんてかっこつけた表現は嫌いなのでやっぱり訂正して(笑)、「うわぁーーーーー!」って感じでした。わかりにくいか。うーん。合格発表をもらった日みたいな感じでした。
現代のと比べてみて、一目瞭然。全然違いました。正直現代のは全然心に響いてこなかった。なぜ「40年前」の図録はこんなに心に響いたのか。
私なりの解釈です。「『あそび心』の有無」。これが一番な気がしました。「40年前」の図録の作品はとてもあそび心があった。半紙の使い方、筆の使い方、墨の使い方。どれをとっても『あそび心』がありました。
『あそび心』なんじゃそりゃって感じですよね。なんと説明したらよいものか、私にもわかりません(笑)。でもなんとなくで説明すると、「余裕」とか「無邪気」とか「純粋」とか「いたずら心」とかそんな感じ。あー。見てるだけでうきうきしてくるような感じ。
旦那とこの常葉を立ち上げて2年。4月からは3年目になります。やっぱりあせるのはいつも私のほう。でもいつも旦那は「なるようになるから」といいます。この落ち着きはどこから来るかわかりませんが(笑)、この考え方は今回の「40年前」の図録の作品たちとちょっと通ずるものがある気がしました。
今年は個展をしたいな~と思っています。前回からいうと3年ぶりになるのかな。ちょっとずつ頭の中で構想を練っていますが、まだまだです。またすることになったら来てね~♪
*不器用まみこの日々日記とは*
妻まみこが日々思っていることを綴っています。題名にてお察しの通り、『不器用』がとりえです。旦那はいつも私に手を焼いていますが、私はお構いなしです(笑)。そんな不器用な私が日々感じることを日記にしたのがこのコーナー。好きなときに好きなことを書いていきますので、お時間あればぜひご覧下さいませ。
常葉について→http://tokiwa2012.hatenablog.com/entry/2013/01/06/175157